株式公開買い付け (TOB)とは、
企業の買収手段のひとつで、買収対象企業の
株式買い付け期間や取得価格、取得株数などの条件を公開して、
不特定の投資家から株式を買い集める方法である(大和証券より)。
伊藤忠商事は2020年7月8日に、ファミリーマートを完全子会社化
すると発表した。
5,800億円を投じ、TOBを実施する。
TOB価格は1株2,300円で31%のプレミアムが上乗せされる。
そして、コロワイドも9日、大戸屋ホールディングスに対してTOBを行う。
TOB価格は1株3,081円である。
コロナ禍による需要の悪化がTOBの要因のようだ。
しかし、時代の変化に対応して企業を再編することは悪い事とは思えない。
その最適な手法の1つがTOBであるとも思っている。
私が、割安株を好んでに投資するのはこのTOBが行われる確率が高いからでもある。
TOBをされると投下資本をあっという間に回収することができるので、
投資家にとっては期待値が高い。
今回のTOBにより、新たな形のファミリーマートを楽しみにしている。