三菱UFJFG (8306) の株式を合計、3,200株を保有している。
最も資金を投じている企業である。
銀行業界はデジタル化により、改革の余地が多分にあると考えて
いるからである。
2020年4月に就任されたデジタル化のエキスパートである亀山宏規社長は、
「顧客の利便性を上げながらコストを下げて損益分岐点を下げる」という
2つの目標を同時に追求されるそうだ。
そして、稼働口座に占めるネットバンキングの利用率も31%から74%まで
引きあげるようだ。
私も、長年使いなれた紙の通帳を廃止して三菱UFJダイレクト
(インターネットバンキング)に切り換えた。
かなり使いやすい。
入出金がATMに行かずとも、ネットやスマートフォンで確認できるのは
非常に便利である。
海外での新規事業にも期待が持てる。
約780億円を出資する予定の東南アジアで配車サービス最大手であるクラブは、
コロナ禍で能力を存分に発揮してくれるだろう。
資本規制の厳格化等の逆風が吹き荒れている銀行業界の中でも、
三菱UFJFG は乗り越えられる力がある企業の一つであると
信じている。
今後も資金に余裕ができたらまだまだ投資する予定である。
(日経新聞 2020年7月14日 朝刊参照)