旧富士、第一勧業、日本興業の3行が統合して
みずほフィナンシャルグループ が2003年に設立された。
それから、約19年かけてついに銀行勘定系システムが統合され、
MINORIが完成したのである。
投じた金額は4,000億円台半ばで業界内でも超巨大プロジェクト
であった。
スカイツリーの総事業費が650億円なので、いかに巨額を投入して新
システムを構築したかが理解できる。
やはり巨大メガバンクの一角を占めるだけの実力を見せつけられた
気がする。
にもかかわらず、株価はすこぶる安い。
2003年3月に上場してから2007年頃までに、4年間で株価は1,000円にまで上昇した。
150円を下回る価格から1,000円にまで暴騰したのである。
それが今は136円(7月17日終値)である。
超優良企業の株価が割安に放置されているのであれば、投資をするチャンスである。
現時点で、1,800を保有している。
配当金も出るので、自己資金に余裕が出れば増やしたいと
思う。
MINORIが株価を再び急上昇させてくれることを
期待している。
(みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 参照)