2020年8月11日に楽天が
発表した2020年6月中間連結決算は、純損益が274億円の赤字となった。
前年同期は1002億円の黒字であったので大幅な落ち込みである。
やはり、新型コロナウイルスの影響は否めない。
旅行やスポーツ事業が落ち込んだ。
楽天市場を中心とするインターネット通販の取扱高が増えた。
出店者の取扱高などの合計に当たる国内流通総額は、4~6月期が前年同期に
比べて約15%も増えている。
最終的な売上高は前年同期比15.7%増の6787億円であった。
結局、2020年4月から本格開始した携帯電話事業への投資が重荷
となった赤字決算であった。
しかし、携帯電話事業には将来性があると思われる。
日本の携帯料金は世界の平均からすれば非常に高いので食い込む余地が
多分にある。
また、基地局等を東南アジアに輸出することも可能である。
今が正念場なのだろうと思う。
楽天株式では、600円まで下ってからほんの1か月で1200円まで上昇したした時に
儲けさせてもらった。
また、株主になりたいと思っている。
(共同通信 2020年8月12日 参照)