化学業界では廃プラスチックの削減が喫緊の課題となって久しい。
そこで、住友化学はESG(環境・社会・企業統治)経営を加速する。
廃プラスチック削減のため資源循環を進める方針をまとめており、
社内組織も設置した。
リサイクルや使用量削減など「3R」推進に向けたイノベーションを
強化することが柱である。
二酸化炭素(CO2)削減に向けて石炭火力発電から
ESG投資が世界の潮流となっていることを受け、
選ばれる有力銘柄になることを目指すのだ。
ESGの取り組みを多角的に進め、株式市場での評価を高めるとともに
中長期的なグループの成長も追求する計画である。
資金があれば買いたい銘柄の一つである。
(日本経済新聞 電子版 参照)