日本でも、
未上場株の流通市場を創設する動きが出てきている。
株式型クラウドファンディングを手がける
日本クラウドキャピタルは2021年初頭にも未上場株を売買できる
オンライン市場を創設する計画である。
株式型クラウドファンディングとは、
2015年に解禁された少額投資の調達手法である。
日本クラウドキャピタルが未上場株の流通市場の整備に動くのは、
株式型CFを通じて株式を購入した投資家の換金需要が出始めた
ためである。
課題もある。
英米の制度には投資上限が撤廃されているが、
日本型CFには、1人あたり年間50万円を上限にしている。
海外に追いつくためには規制緩和が必要であると思われる。
(日本経済新聞 2020年11月12日 朝刊 参照)