国内企業が航空機の燃費効率を1割高める次世代技術の
開発で連携する。
新エネルギー・産業技術総合開発機構プロジェクト
の開発に参画するのである。
炭素繊維やセラミック素材を使い、
小型機をより強く、軽くする加工技術などを
2024年度までに確立する計画である。
世界的な環境意識の高まりで燃費の良い小型機への転換が
一段と進む、コロナ後の航空機需要回復を見据えて
各社は収益環境が厳しい中で、次世代技術の開発に
布石を打つのである。
将来は、炭素繊維強化プラスチックやセラミックスなど、
小型機向けに加工がしにくかった部材を効率的に形成したり、
接合したりできるようになるだろう。
(日本経済新聞 2020年11月15日 朝刊 参照)