2021年1月11日、
航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機を巡り、
開発主体の三菱重工業を中核に複数の日本企業による技術者チームが
発足した。
同社の愛知県内の工場に川崎重工業やIHIをはじめ各社の技術者が
順次集まっており、最終的に500人規模になる見通しである。
日本政府が防衛産業育成に向けて掲げる日本主導の開発態勢が整った
格好である。
日本政府は、
米ロッキード・マーチンから技術支援を受ける方向で協議を進め、
分野ごとに英国企業とも協力する方針である。
戦闘機は最新技術が凝縮されており、分野横断的な連携が不可欠とされる。
米英が正式参入し、機体の設計作業が本格化する前に、
日本側の各社で情報共有を図る。
2020年12月に設けた技術者チームは
「FXET(エフゼット)」と呼ばれる。
下請けの複数の企業で構成される予定である。
株価が騰がってくれることを願う。
(産経新聞 2021年1月11日 電子版 参照)