2021年2月4日、三菱重工業が
発表した2020年4─12月期連結決算(国際会計基準)によると、
純利益は前年同期比96.7%減の33億円だった。
過年度損失に関わる繰り延べ税金資産の計上があった
前年同期に比べ大幅に減少したことになる。
2021年3月期通期の連結業績見通しは
従来予想を据え置いた。
4─12月期の売上収益は
前年同期比8.9%減の2兆6033億円だった。
新型コロナウイルス再流行で市況低迷が続く民間航空機事業が
10─12月期も低調だったことが要因である。
事業利益は前年同期比85.7%増の237億円だった。
2021年3月期通期の連結業績見通しは、
売上収益が前期比8.4%減の3兆7000億円、
事業損益が500億円の黒字(前期は295億円の赤字)、
純利益は77%減の200億円をそれぞれ見込む。
衝撃的な決算内容であった。
悪材料が出尽くしたことで株価が上昇してくれることを
願う。
(ロイター 参照)