2021年2月5日、日本製鉄は、
2021年3月期の連結事業損益(国際会計基準)が
300億円の黒字(前期は2844億円の赤字)になる
と発表した。
従来予想(600億円の赤字)を900億円引き上げ、
黒字に転換する。
新型コロナウイルスの影響から年度上期に落ち込んでいた鋼材需要が、
製造業向けを中心に下期に急回復する。
期末配当は10円(前年同期は無配)にする。
復配は3半期ぶりである。
鉄鋼需要が回復してきたということ
は日本経済にとって喜ばしいニュースである。
鉄鋼関連株全般が上昇することを願う。
(日本経済新聞 2021年2月5日 電子版 参照)