首都高速道路の地下化。

東京・日本橋

総事業費が1兆円とも見積もられる

国内最大級の再開発事業が動き出した。

三井不動産が主導し、

東京建物など他のデベロッパーや

江戸時代から続く老舗企業も巻き込んだ

巨大プロジェクトである。

日本橋川に青空を取り戻す首都高速道路の地下化

並行して進む計画である。

2021年1月26日に

首都高速道路は、

都心環状線日本橋区間にある呉服橋と江戸橋の出入り口

を2021年5月10日から廃止すると発表した。

日本橋区間の地下化工事に必要なためだという。

出入り口を閉鎖後、

日本橋川の中に立つ橋脚などを撤去することで川の水位を下げ、

今後の工事を進めやすくするのだ。

同社は日本橋区間の地下化に向けた工事を2020年から始めている。

出入り口の撤去後、地下トンネルの掘削を始め、

2035年のトンネル開通を予定している。

川の上にある既存の高速の撤去は2040年に完了する予定である。

令和に入り21世紀の日本の姿が国民の目の前に

出現としている。

日本経済新聞 電子版 参照)