2021年4月12日、
原子力規制委員会は、
を巡る事実上の運転禁止命令について、
4月14日の定例会合で議論すると発表した。
命令を正式決定する見通しである。
同原発での核燃料の移動を禁じる是正措置命令は
行政処分の一貫であり
原子炉等規制法に基づき、
原子炉への燃料装填などができなくなる。
商業炉に対する規制委の措置命令は初である。
禁止期間は
自律的な改善が見込める状態に戻るまでとされる。
規制委は今後の追加検査に1年以上かかるとし、
東電が目指す7号機の再稼働は当面進まない見込みと
なってしまった。
規制委は東電に弁明の機会を与えたが、
東電は今月7日、
弁明しないと回答した。
電力の安定供給は国民の日常生活、
経済循環の維持に直結する問題である。
早急に解決することを願う。
(共同通信社 2021年4月13日 電子版 参照)