2021年5月24日、
火力発電部門を統合したJERAとIHIは、
2021年6月に始めると発表した。
大型商業炉での本格的な実証実験は世界初という。
JERAの
愛知県にある碧南火力発電所の4号機で、
2024年度にアンモニアを約20%混ぜて2カ月間燃やす混焼をめざす。
2040年代にはアンモニアだけで燃やす専焼を
実現したいとしている。
今年8月から5号機で小規模な実験を始める。
アンモニアは零下33度で液化できるが、
水素は零下253度以下にする必要がある。
アンモニアは水素より扱いやすい新しい燃料として期待されている。
日本政府は
昨年末にまとめたグリーン成長戦略で、
世界におけるアンモニアの供給・利用産業のイニシアチブを取る
としている。
電力会社が脱炭素に取り組めて
電力を安定供給できるなら
株価は自ずと上昇すると思われる。