2021年5月末に、
東京電力ホールディングス(HD)は
中小規模の企業に投資する専門子会社を設立する。
2021年9月末までに100億円規模のファンドの設立を
検討する。
電力小売りの自由化などで新電力に顧客を奪われて
稼ぐ力が落ちている。
電力分野に限らず投資し本業の収益の落ち込みを補いたい
考えである。
9月末までに投資枠などの詳細を詰め、
2022年3月期中にも最初の投資先を決める。
数年かけて1社あたり数十億円を数社に投資する方針
である。
東京電力株式は市場での評価は非常に低い。
ファンドを設立すれば必ず収益につながると
考えられる。
株価が低いうちに保有比率を増やしたいと
思う。
(日本経済新聞 2021年5月27日 電子版 参照)