2021年6月16日
東京電力ホールディングス(HD)の
小早川智明社長と福島県の内堀雅雄知事は県庁で会い、
福島第2原子力発電所の廃炉作業開始を
了承すると伝えた。
立地する同県富岡、楢葉の両町も同日、
了承した。
同社はこれを受け、
2021年6月中にも作業に取りかかる。
東電は
2020年5月、具体的な工程を盛り込んだ
廃止措置計画を原子力規制委員会に提出し、
県と立地2町には安全確保協定に基づく事前了解を求めていた。
同社は早ければ6月下旬、
第2原発の原子炉圧力容器そばの設備の除染を始める。
廃炉は44年がかりで、
完了は現時点で2064年度を見込む。
廃炉作業は社会にとって非常に大切な役割を
担っている。
東電株式には投資していきたい
と思う。
(日本経済新聞 電子版)