2021年6月25日、
東芝は取締役会議長に
綱川智社長兼最高経営責任者(CEO)
が就くと発表した。
新たな取締役会では、
同時に
「東芝の企業風土を改めて見直す」
などとする声明も公表した。
綱川社長が務めるのは
「取締役会議長(暫定)」と表記された役職である。
声明によると、
取締役会は
綱川社長の後任選定を
今後の重点領域のひとつとして挙げており、
社内外の候補者について検討を行うという。
各委員会の委員長には、
監査委員会が元デュポン副社長で新任の橋本勝則氏、
指名委員会がレイモンド・ゼイジ氏、
報酬委員会がジェリー・ブラック氏、
新設した戦略委員会はポール・ブロフ氏が就く。
また、
新任の社外取締役として承認を受けた
ジョージ・オルコット氏は
「総会後の体制を踏まえ」た結果、取締役を辞任したという。
株主総会では、永山治取締役会議長らの選任が否決された。
東芝の新しい取締役会のメンバーに期待したいと思う。
(ロイター参照)