三菱電機が
1985年から35年にわたって出荷前に必要な検査を怠ったり
架空のデータを記入したりしていたことが
判明した。
空調機器は
JRや私鉄など全国の鉄道会社に納入している。
快適な温度、湿度を保つための制御機能や省エネ性能のほか、
防水や電圧の変動などへの耐久性も求められる。
同製作所はこれらの性能について、
出荷前に顧客が指定する方法で検査をする契約を
顧客と交わしていたが、
実際は指定された方法とは異なる条件で検査したり、
一部の検査をしないまま架空の検査結果を成績書に
記入したりしていた。
現在使われている製品のうち、
少なくとも数百件以上が対象になるとみられる。
三菱電機では、
2018年にも鉄道車両などに使う産業用ゴムを
製造する子会社が必要な検査を行わず、
品質基準を満たさないゴム部品を出荷していたことが発覚した。
2021年5月には安全認証の基準を満たさない
電気制御部品を国内外に計215万台出荷していたことが
明らかになっている。
三菱電機株式が割安になったら購入したいと思う。
(毎日新聞 電子版 参照)