2021年8月7日に発表した
米著名投資家で
30日に91歳の誕生日を迎える
ウォーレン・バフェット氏率いる
2021年4~6月期決算は、
純利益が前年同期比7%増の280億ドル(約3兆円)
となった。
傘下の鉄道部門やエネルギー部門が伸びた。
バークシャーの純利益は、
アップルなど保有する上場株の評価損益で
大きく変動しやすい。
株高傾向が続いた2021年4~6月期は、
投資利益として214億ドルを計上した。
事業部門の主力は
保険や鉄道、エネルギー、製造業部門である。
株主からは手元資金の活用を求められている。
バークシャーの現金・同等物は6月末時点で1440億ドル。
3月末(1454億ドル)に比べてやや減ったが、
依然として高水準である。
余剰資金は投資よりも株主還元に向かった。
4~6月期の自社株買い実施額は60億ドルとなった。
配当は実施していない。
(日本経済新聞 2021年8月8日 電子版 参照)