景気刺激措置

週明けの東京株式市場は上昇して

始まった。

米連邦準備制度理事会FRB)の

パウエル議長が

8月27日の講演で、

コロナ禍での景気刺激措置を

巻き戻す考えを示唆したことから、

先週末に米国株が最高値を更新し米国債相場は

上昇したため、勢いを引き継いだのだろう。

S&P500種株価指数

27日に最高値を更新した流れを受け、

日本とオーストラリア、香港の株価指数先物

上昇した。

パウエル議長は

カンザスシティー連銀が

オンライン形式で主催した

ジャクソンホール会合での講演で、

年内に債券購入のテーパリング(段階的縮小)を

開始し得ると述べたが、利上げは急がず、

新型コロナウイルスのデルタ変異株の

リスクを考慮しながらデータを

見極めていく姿勢を示した。

トレーダーは

今週発表される米国の雇用統計で

テーパリングの早期開始に十分な回復が

示されるかどうか注目している。

回復が示されれば、

7月以来初めての週間ベースでの米国債利回り

曲線スティープ化が持続する可能性がある。

 (ヤフーニュース 参照)

アメリカ連邦準備制度(FRS)の金融政策 (〔世界の中央銀行〕)