商標権と特許権の売却命令

2021年9月27日、

韓国大法院(最高裁)が三菱重工業への

賠償を命じた元朝鮮女子勤労挺身隊訴訟で、

韓国中部の地裁は、

原告が差し押さえた同社の

商標権特許権

売却命令を決定した。

同社が韓国内で使うロゴマークも含まれる。

韓国の裁判所が日本の企業資産の売却を

命じるのは初めてである。

同訴訟は

2018年11月に判決が確定した。

原告は19年7月に三菱重工

2件の商標権と

6件の特許権を売却すると裁判所に申請していた。

三菱重工側は即時抗告など異議申し立てが可能で、

実際に資産が現金化されるまでには

一定の時間を要するとみられる。

日本政府は

韓国政府に対し一貫して国際法違反の是正を求め、

解決策を講じるよう促してきた。

三菱重工業

株主としても腹立たしい判決である。

日本経済新聞 参照)

特許法 第2版 (法律学講座双書)