2022年3月期の
三菱重工業の連結事業利益は
前期比2.8倍の1500億円を見込む。
国産旅客機凍結によるコスト減少や
自動車部品の回復が寄与する。
足元では原材料高で自動車部品などの
コストは200億円程度膨らみ、
半導体不足などによる
自動車の減産影響も懸念材料となっているが、
それでも
上振れ傾向にあると考えられる。
そして、
2022年3月期の
フリーキャッシュフローは
400億円の赤字となる見通しだ。
鋼材在庫の削減などにより、
650億円の赤字とする従来計画と比べ
250億円上振れする。
今後は生産工程での
脱炭素にむけた研究開発や設備投資が膨らむ。
財務体質の強化のために
現金収支の改善を急ぐ計画である。
両社の株式を長期保有するつもりである
(日本経済新聞 参照)