経営危機にある中国不動産大手の
中国恒大集団は、
10月23日に
支払いの猶予期限が来る米ドル建て社債の
利息分8353万ドル(約95億円)について、
21日に受託者である米シティバンクの口座に
入金したようだ。
期限までに
社債の投資家に対して支払われることになる。
今回の米ドル建て社債の利払いは、
9月23日が支払期限だった。
だが資金繰りに苦しむ恒大は利払いを見送った。
社債に設定された30日間の猶予期間が終わる
今月23日までに利息を支払えなければ、
自動的にデフォルトが確定することになっていた。
恒大は正式に発表していないが、
事実であれば目前の債務不履行(デフォルト)の
危機は回避したことになる。
このニュースを受けて
10月22日の東京株式市場は
96円高で取引を終えた。
(朝日新聞 参照)