電力逼迫

2022年5月17日、

経済産業省は、

電力需給の逼迫が予想される前日に

家庭や企業に節電を促す注意報や、

前々日時点でその可能性を伝える準備情報

今夏までに新設する方針

を固めた。

2022年3月22日の逼迫は、

福島県沖で起きた地震による火力発電所の稼働停止に、

寒さが重なって起きた。

この地震で停止した火力発電所の復旧が遅れているほか、

原子力発電所の再稼働が進んでいないため

2022年度の夏や冬の電力需給の見通しは

厳しいことが予想される。

逼迫に備え、

注意報の新設のほか、

事前に対象企業や電力の消費抑制量、

日時を指定する使用制限令の準備を急ぐ。

計画停電に踏み切る可能性もある。

電力供給がストップすると社会全体が麻痺し

国民が生活できなくなる。

電力の安定供給を願いたい。

日本経済新聞 参照)

コロナ後の世界 (文春新書)