2022年5日の
非農業部門の雇用者数は
前月比52万8000人増と、
増加幅は6月(39万8000人)から拡大し、
市場予想(25万8000人)も大きく上回った。
故に、
米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、
前日比76ドル65セント(0.2%)高の
3万2803ドル47セントで
取引を終えた。
景気後退懸念がやや和らぎ、
金融株や景気敏感株に買いが入ったのだ。
ただ、
米連邦準備理事会(FRB)の
積極的な金融引き締めが続くとの見方から
米長期金利は上昇しハイテク株は売られ、
ダウ平均は下げる場面もあった。
非農業部門の雇用者数増は喜ばしいが
米長期金利が上昇したことは気になるところである。
(日本経済新聞 参照)