アルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」

2021年6月7日、

米食品医薬品局(FDA)は、

日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェン

共同開発したアルツハイマー病新薬アデュカヌマブ

を承認した。

症状を一時的に軽くする薬はあるが、

病気が進む仕組みに直接作用し認知機能の悪化を

抑えるとする薬は初めてである。

アルツハイマー病の新薬承認は約20年ぶりであり

世界の認知症対策に大きな影響を与えそうだ。

市販後に有効性を確認する試験の実施を義務付け

効果が得られなければ、

承認の取り消しもあり得る条件付きである。

日本の厚生労働省にも

2020年12月に承認を申請しており

当局が審査中である。

エーザイの株価は6月8日に1500円ストップ高

9251円で取引を終えた。

共同通信 電子版 参照)

不動産登記法〔第2版〕