2021年6月8日
金融庁は、
SBIホールディングス傘下の
SBIソーシャルレンディングが金融商品取引法に違反したとして、
1か月間の業務停止命令を出した。
SBIホールディングスはソーシャルレンディング事業の撤退を決め、
SBIソーシャルレンディングの自主廃業を発表している。
金融庁によると、
SBISLは
太陽光発電関連会社テクノシステムに
融資した資金が目的外の用途に使われている可能性を認識しながら、
個人投資家にインターネットを通じた資金集めの勧誘を続けていた。
同庁は
SBISLが事業拡大を最優先として過度な営業目標を設定し、
コンプライアンス(法令順守)や内部管理面を軽視していたと
指摘した。
これからは
企業はコンプライアンスが重視される。
法令違反には厳しい制裁が課され
大手企業でも廃業せざる負えない状況なる。
企業経営に法務がより重要視されると思われる。
(読売新聞 電子版 参照)