2021年2月11日、
米株式市場でダウ工業株30種平均が反落した。
ダウ平均は2月に入って1455ドル上昇し、
過去最高値を更新していた。
しかし、年初来から上昇が目立った景気敏感株のにも
利益確定売りが見受けられる。
原油相場の上昇で買われてきた
石油のシェブロンが安値圏を推移。
米長期金利の上昇局面で上げてきた
ゴールドマン・サックスなど金融株
にも売りが出ている。
一方、米国で大型の追加経済対策が早期に成立し、
年後半にかけての米景気回復を後押しするとの期待は
相場の下支えとなっている。
東京株式市場の上昇圧力にも
平均株価3万円を目前に
限りが見えてきた気がする。
含み益のある銘柄は利益確定売りをして
株価のを見極めたいと思う。
(日本経済新聞 2021年2月12日 電子版 参照)