ジャパンディスプレイ(JDI)

2022年1月12日、

ジャパンディスプレイ(JDI)は、

資本金を約2152億円から

1億円に減資すると発表した。

資本準備金の全額を減少させて

2881億円の累積損失を解消するのである。

2022年3月26日に臨時株主総会を開き、

3月31日に効力が発生する予定である。

資本金が1億円以下になると

税制上は中小企業となり、

節税効果がある。

累積損失の解消による財務基盤の健全化と、

持続的な成長に向けた資金確保を図ることが

できるだろう。

思えば、

シャープも減資をして再建した。

過去に、減資を行い再建に成功している企業は

枚挙にいとまがない。

新市場は債務超過基準も緩和されている。

少しづつ株価を騰げて欲しいと思う。

日本経済新聞 参照)

「純資産の部」完全解説―「増資・減資・自己株式の実務」を中心に― (第4版)