ブロックオファー

SMBC日興証券の幹部らが

相場操縦容疑による

金融商品取引法違反

東京地検特捜部逮捕された事件で、

複数の部署が関与していたことが

判明した。

問題となった取引は

ブロックオファーと呼ばれ、

大株主がまとまった株を手放す際、

値崩れを防ぐため証券会社が立会取引の時間外で

買い取った上で売却先の投資家を募る。

証券会社にとっては買い取り額と売却額の差が

利益になる。

金融商品取引法違反は、

10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金又は併科

財産上の利益を得る目的で、上記の行為を行い、

有価証券等の相場を変動させるなどした場合、

10年以下の懲役及び3000万円以下の罰金

という重い刑罰が課せられる。

共同通信社 参照)

企業法務のための金融商品取引法(第2版)