2022年10月27日、
欧州中央銀行(ECB)は理事会で、
政策金利を0.75%引き上げると決めた。
通常の3倍となる大幅利上げは、
前回9月から2会合連続である。
ECBは7月に0.5%、
9月に0.75%利上げしてきた。
ウクライナ危機に伴う資源高などの影響で
ユーロ圏の物価上昇率が
過去最高の10%近くとなり、
インフレに歯止めがかからない。
景気後退のリスクが差し迫るなか
苦渋の決断に動いたようだ。
世界の中で日本銀行だけが
マイナス金利政策をとっている。
この政策が日本経済にどう影響するか
注視したい。
(日本経済新聞 参照)