2022年9月8日、
欧州中央銀行(ECB)は理事会で、
政策金利を0.75%引き上げると決めた。
ユーロが誕生した1999年以降で
初めての上げ幅である。
政策金利の水準は欧州債務問題が
深刻になった2011年以来の高さまで
戻ることになる。
景気後退リスクを覚悟のうえで
高インフレを抑制するのだろう。
世界では
主要中銀が相次ぎ大幅利上げに動いている。
大幅な利上げは景気を過度に冷やす恐れもあり、
インフレと景気後退が同時に進む
への懸念が強まっている。
スタグフレーションは避けられないかもしれない。
日本も産業構造を大転換するべき時期である
と思われる。
(日本経済新聞 参照)