三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)の子会社である三菱UFJニコスには、
クレジットカードブランドの「MUFGカード」「DCカード」「ニコスカード」の
3種類のブランドがある。
この3種類ブランドは維持した上で、管理システムを一本化するそうだ。
三井住友カードは2019 年10から、カード会社の購買動向を年齢や住所などに
細分化して分析し、小売店などにデータを販売するサービスを始めていた。
三菱UFJニコスもシステムを一本化することにより、同じように決済データ
の活用をより重視することができると考える。
矢野経済研究所によると、クレジットカードの取扱高は2023年には101兆円
にまで成長すると試算している。
新型コロナウイルスの影響で、利用頻度はより高まる傾向にある。
今後、キャッスレスの決済の多様化が進む中でもクレジットカード
は中核として発展すると予想される。
(日経新聞 2020年7月3日 朝刊 参照)