2018年の規制緩和により、農地にも人口光を使う植物工場を設置
できるようになり、建設費を従来の半額以下にした植物工場を開発した。
農業資材を使うことでコストを抑えながら、人工光や空調を工夫して
レタスの収穫量を2倍に高めた。
高出力の発行ダイオードを使用することで、
レタスの生産量は従来工場比で2倍になり、生産原価は露地栽培ものと
同等に下がるという。
生産性が高く低コストの工場が普及すれば、
コンビニエンスストア向けのレタスなどを割安に安定供給でき、
消費者にも恩恵がありそうだ。
三菱ケミカルは、
中国やインドなどでも新型の植物工場を売り出す予定である。
新型の植物工場を展開し、同事業の売上高を現在の10倍の150億円
に引き上げる計画である。
(日本経済新聞 2020年10月28日 朝刊 参照)