コロナ禍での積極的経営スタイル。

野村不動産が、

マンションや物流施設のための土地を積極的に仕入れている。

2020年9月末の在庫残高は8034億円と前年同月比で2割増加している。

2006年の上場以来、最も多い水準である。

コロナ禍による巣ごもりで

住環境を重視する顧客が増えているほか、

ネット通販の拡大も支えとみているからだ。

 

9月28日には、

東京都渋谷区内に9月30日に開業する商業施設

「GEMS AOYAMA CROSS」を報道各社に公開した。

GEMS」ブランドの商業施設の17棟目で、

飲食やファッション雑貨、美容など計7店舗が入る。

コロナ禍において、周辺に勤める人や住民向けの需要の回復は早い

と踏んだようだ。

 

また、野村不動産

初めて家庭菜園向けに農地を月額制で貸し出すサービスを都内で始める。

JA世田谷目黒と業務提携し、

JA組合員が所有する農地の一部を貸し出すのである。

農業従事者の減少や高齢化で運営が難しくなった農地を有効に活用するのが

狙いである。

東京都世田谷区中町の2000平方メートル超の農地で、

200区画程度の予定であり、価格は1区画3.6平方メートルで

月額税別5000円で提供する。

2021年3月までは同税別2000円で貸し出す。

契約期間は半年で、延長の場合も半年ごとの更新がある。

 

コロナ禍より脱却するには積極的な経営も大切であると考えられる。

資金ができれば投資したいと思う。

日本経済新聞 電子版 参照)

 

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