2021年3月30日、
米国の顧客との取引に関連して多額の損失が生じる
可能性があると発表した。
欧州子会社において損失が発生する見込みで、
3月29日時点の見込み額は3億ドル(約330億円)としている。
米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントに
絡む損失への懸念が世界の金融機関に広がっている。
三菱UFJ証券HDによると、
連結業績に与える影響を精査中で損失金額は
市場価格の変動等により今後増減する可能性があるという。
ただ、
海外子会社については、
3カ月の期ずれで連結決算上は処理されるため
今回の損失を連結決算に計上するのは、
2022年3月期以降になる。
野村HDの株価は急落したので
三菱UFJHDの株価にも注目したいと思う。
(日本経済新聞 20201年3月31日 朝刊 参照)