円安の効果

中国や東南アジア中心の

アパレル調達網が変化してきた。

円安や現地の人件費上昇で

海外コスト負担が増えており

ワールドTSIホールディングスなど

アパレル大手が国内への生産回帰を進め

ているのである。

新型コロナウイルス禍で物流混乱も収束が見えず、

国内生産を増やし

安定的に商品を調達できるようにする経営を

シフトする。

ワールドは

百貨店などで販売する高価格帯商品で

約4割を国内で生産しているが、

今後の3~5年で

大半を国内生産にする計画である。

国内で生産することになれば雇用も生まれ

景気も上向くだろう。

日本経済新聞 参照)

「円安大転換」後の日本経済~為替は予想インフレ率の差で動く~ (光文社新書)