2023-08-21 高速炉開発 日本の高速炉開発は 停滞している。 日本原子力研究開発機構は、 茨城県大洗町にある高速実験炉である 常陽の再稼働時期が、 2025年3月から1年半程度遅れ、 2026年度半ばになると発表したのだ。 原子力規制委員会の審査結果を受け、 追加の安全対策工事が必要となったためである。 日本政府は 次世代炉開発の基本方針で、 原型炉の次段階となる実証炉を 2040年代に運転開始する目標を掲げている。 しかし、 常陽ともんじゅの 稼働停止の状態では計画は遅れる 可能性もあるだろう。 (日本経済新聞 参照)