2024-02-18 帳簿上での交換契約 2024年2月16日、 電気事業連合会は、 大手電力会社が原発の燃料用に英仏で 保管中のプルトニウム計1・7トンを各社間で 帳簿上で交換する契約を結んだ。 プルトニウムを使うプルサーマル発電を実施する 九州、四国電力が他社の保有分を消費することで、 核兵器の材料にもなるプルトニウムを削減する。 大手電力各社は、 原発の使用済み核燃料からプルトニウムを 取り出す再処理とMOX燃料の製造を英仏に委託し、 国内の原発で使ってきた。 実際の移動は伴わない帳簿上での交換契約である。 先進国同士でプルトニウムを有効活用するのだろう。 (日本経済新聞 参照)