帳簿上での交換契約

2024年2月16日、

電気事業連合会は、

大手電力会社が原発の燃料用に英仏で

保管中のプルトニウム計1・7トンを各社間で

帳簿上で交換する契約を結んだ。

プルトニウムを使うプルサーマル発電を実施する

九州、四国電力他社の保有分を消費することで、

核兵器の材料にもなるプルトニウムを削減する。

大手電力各社は、

原発の使用済み核燃料からプルトニウム

取り出す再処理とMOX燃料の製造を英仏に委託し、

国内の原発で使ってきた。

実際の移動は伴わない帳簿上での交換契約である。

先進国同士でプルトニウムを有効活用するのだろう。

日本経済新聞 参照)

財務会計講義〈第24版〉