株式併合。

株式併合とは、

数株を1株などに統合し、発行済株式数を減少させることをいう。

これは、一定の割合(併合比率)に従って、各株主の保有する株式数を一律に

減少させるもので、通常、大量に発行された個々の株式の管理コストを低減させたり、株式交換株式移転などの準備作業として行われることが多い。

また、株式併合が行われると、併合比率に従って発行済株式数は減少し、株価は引き上げられるため、理論上の株式価値は変化しない。

例えば、2株を1株に併合すると(併合比率2対1)、発行済株式数は半分になると共に、理論価格は2倍になる。

 

2020年5月15日、

株式会社みずほフィナンシャルグループは、2020年9月30日を基準日として

10株につきを1株の割合で株式併合することを発表していた。

株式併合の効力発生日は2020年10月1日である

 

同社の現時点の単元株価が、東京証券取引所の有価証券上場規程において望ましいとされる投資単位である「5万円以上50万円未満」の範疇から外れていることから実施されるものである。

これによって同社の発行済株式数は現在の10分の1となり、最低購入金額も10倍程度になる。

 

私は、みずほFGの株式を合計1800株保有しているが、3社の証券口座で保有

しているためすべての口座の株式が単元未満株になる。

そこで、SBI証券保有している600株を損切りしておいた。

1,529円の損失である。

私はめったに損切りはしないのだが、

見通しも立たないので苦肉の策としてのロスカットである。

同社の株式は3年弱保有して、2万円以上の配当金もいただいて,

まだ1200株を保有している。

株式併合しても株価が割安であることには変わりないので長期保有したいと

思っている。