東芝は
洋上風力発電への参入に強い意欲を示している。
そして、再生可能エネルギー関連の売上高を、
2030年度に19年度比3・4倍の6500億円にする目標を掲げている。
国が将来の主要燃料と位置づける水素関連のビジネスにも力を
入れる方針だ。
日立造船も
ごみ焼却発電設備など環境・プラント事業を主力に手掛けるが、
新規事業として洋上風力発電に注力している。
洋上風力発電は再生可能エネルギーの有力な選択肢とみられているが、
直近では、官民合意で目標を引き上げ、
2040年までに3000万~4500万キロワットの導入を目指す方向で、
年末にもまとめる「グリーン成長戦略」の実行計画に盛り込むことが報じられた。
これは原発30~45基分に相当するものであり、
同社株のビジネスチャンスにつながるものとして投資マネーを誘導している。
洋上風力発電は21世紀の電力の根幹になると思われる。
10年もすれば株価もかなり上昇していると予想される。
(毎日新聞 2020年12月19日 電子版 参照)