2022年7月29日、
関西電力は、
宮城県と北海道で検討していた
風力発電所の建設計画を
撤回すると発表した。
地元自治体などが反発し、
事業規模縮小により採算が合わず
撤回を決めたのである。
関電が同日発表した
2022年4~6月期の連結最終損益は、
114億円の赤字(前年同期は152億円の黒字)だった。
同期間の最終赤字は2014年以来である。
燃料価格上昇や円安で
原料コストが増加したほか、
市場での電力調達量が増えて費用が
膨らんでしまったのである。
再生可能エネルギーも簡単には進まないようだ。
(日本経済新聞 参照)