シャドーバンキング。

シャドーバンキングは、

預金者からお金を預かり、

それを企業などに貸し出して

利子を取ることで利益を得ると同時に、

その利益の一部を預金者に還元している。

銀行の基本的な機能と全くかわらないのだ。

しかし、

銀行と同じ機能を持ちながら

言わば、銀行の免許を持っていない銀行なので

銀行を対象とした規制の対象外にあるところに

問題点はあると考えられる。
どのような問題かというと

シャドーバンキング

一般の銀行では認められていない高い金利で預金を集めたり、

高い金利で融資できる。

規制が厳しい銀行からはお金を貸してもらえない企業も

シャドーバンキングとの金銭消費貸借ができてしまうのだ。

 

米投資会社である

アルケゴス・キャピタル・マネジメント

との取引で一部の大手金融機関が多額の損失を出したように、

資本市場に

シャドーバンキングのリスクが

損失として顕在化する日も近い

と思われる。