パイプライン寸断から6日目に入り、
アメリカでは混乱が広がっている。
2021年5月12日の
全米のレギュラーガソリンの小売価格は前日から
0.02ドル上昇し3ドルをつけた。
3ドル台は2014年11月以来およそ6年半ぶりである。
5月11日には
ガソリンスタンドに顧客が殺到し在庫切れとなる
給油所が相次いだ。
米国株式市場も混乱している。
5月 12日の
米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、
前日比681ドル50セント(2.0%)安の3万3587ドル66セントで終えた。
こちらは、
12日発表の4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇し、
米長期金利が1.7%に迫ったからである。
(日本経済新聞 電子版 参照)