米大手投資ファンドの
ブラックストーンが、
フィンランドの不動産を裏付けとする
証券化商品の償還を見送り、
債務不履行とした。
カナダの運用会社ブルックフィールドも、
傘下企業がロサンゼルスのオフィスビルを
担保とするローン7億8400万ドル相当で
債務不履行となった。
新型コロナウイルス禍で一気に広まった
在宅勤務は経済再開後も世界で定着している。
オフィス需要の回復は鈍いままである。
不動産市況の冷え込みで、
商業不動産の投資環境は
厳しさを増していることが予測される。
(日本経済新聞 参照)