鉄や非鉄金属など産業素材の価格は
中国のゼロコロナ政策後の
景気回復を期待して
2022年末から上昇していたが、
ここにきて急落している。
鋼材は約5カ月ぶりの安値をつけ、
亜鉛は高値に比べ2割安い。
需要の伸び悩みが要因である。
中国景気の腰折れへの警戒に加え、
中国で余った鋼材が安価に輸出され、
国際市況を悪化させる鉄冷えへの
懸念も高まっている。
神戸製鋼所等の鉄鋼銘柄の株価は上昇していたが
再び下落するかもしれない。
注視しておく必要がある。
(日本経済新聞 参照)