2020年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。
新型コロナウイルス感染拡大による市場減速の影響を受け、
最終損益は96億円の赤字であった。
日野ブランド事業の
トラック・バスの総売上台数は同38.1%減の5万7400台だった。
また、トヨタ向け総売上台数も同43.2%減の4万2300台であった。
売上高は同29.6%減の6662億円、営業損失116億円(前年同期は327億円の黒字)、
経常損失は128億円(同300億円の黒字)、
四半期純損失は96億円(同185億円の黒字)となった。
通期連結業績予想については、
販売台数は14万2500台で据え置き、トヨタ向け車両台数は10万9700台
8万8000台(前回予測比24.6%増)。
売上高は1兆4100億円を据え置き、営業利益は30億円(同50%増)に上方修正。
未定としていた最終損益は30億円の赤字になる見通しである。
コロナ禍において唯一活況なのが通販業界で、
それを下支えしているのがトラック業界であるので日野自動車の決算には
期待したが、やはり苦しいようだ。
コロナの影響は予想以上である。
(マイクロソフトニュース 参照)