2020年4~9月期の連結決算は純利益が
前年同期比34%減の4008億円であると発表した。
本業のもうけを示す実質業務純益は同10%増の3849億円だった。
20221年3月期通期の業績見通しは上方修正した。
純利益は現在予想信用損失(CECL)という新しい仕組みの貸倒引当金などを積み増す。
一方で、外貨預金残高の増加や経費削減などを背景に、
前期比14%増の6000億円と従来予想から引き上げた。
1株あたり配当金は年25円と従来予想を据え置いた。
2021年3月期の連結純利益が前期比22%減の3500億円と発表した。
市場部門や大企業向けを中心に4~9月期の業績が堅調だったほか、
構造改革の進展も利益貢献するとみて29%減の3200億円としていた
従来予想値から上振れする予想である。
あわせて発表した20年4~9月期の連結決算では、
純利益が前年同期比25%減の2155億円だった。
本業のもうけを示す実質業務純益(みずほ銀行とみずほ信託銀行の2行合算ベース)は3146億円と11%増加した。
配当金をもらいながら株価が騰がるのを待とうと思う。
(日本経済新聞 2020年11月14日 電子版 参照)