2020年11月5日、
日本郵政は経営難が続くオーストラリアの
物流子会社トール・ホールディングスについて、
貨物輸送事業を売却すると発表した。
赤字事業を切り離し、成長が見込める国際物流を中心に再建を目指す。
貨物輸送事業は
オーストラリアとニュージーランドで手掛け、2020年3月期の営業損益は
約75億円の赤字だった。
新型コロナウイルス流行により赤字幅が一段と拡大している状態である。
日本郵政は、
約6200億円で傘下に収めたトールをめぐり、
業績不振を理由に2017年3月期に約4000億円の損失を計上していた。
ネットで商品売買がしやすくなれば国際物流は利益を生むと思われる。
時代に即した事業として成長させてもらいたいと思う。
(サンケイビズ 202011月5日 参照)