厚生労働省のホームページを閲覧すると、
確定拠出年金について、
「確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用収益との合計額をもとに、
将来の給付額が決定する年金制度です。
掛金を事業主が拠出する企業型年金と、加入者自身が拠出する
個人型年金(iDeCo)があります。」
と、ある。
この確定拠出年金の掛け金が変わるようだ。
運用実績で給付額が変わる確定拠出年金で
掛け金の上限を引き上げる方針である。
企業が将来の年金額を保証する確定給付型と併用する場合が対象となる。
確定拠出で月2万7500円の枠を、確定給付と合わせて5万5000円とする。
併用者は400万人おり、企業の9割は掛け金を増やせる見込みだ。
会社員の老後の資産形成を後押しするのが狙いである。
今後は資産形成も国に頼らず自分でする時代になるのだろう。
(日本経済新聞 2020年11月8日 朝刊 参照)