2020年11月6日、
トヨタ自動車は、
閉鎖を予定している、静岡県裾野市にある子会社トヨタ自動車東日本の
東富士工場跡地に
建設予定の先端技術都市「ウーブン・シティ」について、
2021年2月23日に着工する予定だと明らかにした。
この都市では高齢者や子育て世代の家族ら約360人が実際に生活し、
自動運転や人工知能(AI)など最新技術の実証実験を行う計画である。
内閣府が2020年3月に公表した構想案によると、
スーパーシティとは、
1、移動、物流、支払い、行政、医療・介護、教育、エネルギー・水、環境・ゴミ、
防犯、防災・安全の10領域のうち少なくとも5領域以上をカバーし、生活全般
にまたがること
2、2030年頃に実現される未来社会での生活を加速実現すること
3、住民が参画し、住民目線でより良い未来社会の実現がなされるよう
ネットワークを最大限に 利用すること
という3要素を満たす都市と定義されている。
ウーブン・シティはまさにこの定義に合致し、
未来の日本の都市像であるスーパーシティが姿を現そうとしていると
思う。
(日経クロストレンド 参照)